【音楽アプリ比較】様々な音楽アプリの特徴とおすすめ 〜Spotify,Apple music,Youtube,Audiomack〜

2019.05.25

音楽大好きなみなさんこんにちは!今日もお気に入りの音楽とあなたらしい時間を過ごしていますか?スマートフォンの普及とともに、人々の音楽の聴き方にも変化が現れました。CDを買う時代からストリーミングサービスの時代へ。今日は音楽アプリの特徴とおすすめをご紹介します。

音楽の聴き方が大きく変化

おそらくこの記事を読んでいる人の多くは、「昔はCDを買って、家に持ち帰り、ビニールのペリペリをはがして聴く」という経験をしてきた方でしょう。気になっていたアノ曲、欲しかった曲がスピーカーから流れ始めるあの瞬間は、なんとも言い難い至福の時間でしたよね。2000年代にはそうしたCDから「ダウンロード販売」、そして2010年代には「ストリーミングサービス」へと音楽業界は大きく変化しました。あの「CDを買う」という行為もすっかり減ったように思いますね。少しさみしくもあるのは私だけではないでしょう。

どんな音楽アプリがあるの?

実際に日本で利用できる音楽視聴アプリはどのようなものがあるのでしょうか?特に日本で利用が多いのはSpotify、Youtube Music、Audiomack、Apple musicなどが挙げられます。基本的にストリーミングサービスは月額1000円ほどの固定料金で、おおよそ3~4000万曲が聴き放題というサービスです。数あるストリーミングサービスの特徴を見ていきましょう。

音楽アプリとしてはCMでも有名 Spotify

・運営会社:スポティファイジャパン株式会社

・月額料金:980円~ 無料プランもあり

・曲数:5000万曲

スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス、Spotify。ちょっとユニークなCMでその存在を知った人も多いのではないでしょうか。現在「世界最大」と言われているSpotify。有料会員が7000万人を超え、フリープランを含む利用者数は全世界で1億5000万人近くになっています。”フリープラン”という月額料金がかからないプランもあります。曲のスキップなどに制限がありますが、好きなプレイリストを流しておく分にはまったく差支えがありません。時折入る広告も、ラジオCMのようなテンポよくちょっと面白いCMなので、聞いていてもストレスでないのがありがたいです。サービス内のアルゴリズムの精度に定評があり、「あなた専用のプレイリスト」を自動作成してくれるのですが、「なぜ私の好みをこんなに知っているの?」と驚くほどの質の高いプレイリストを生成してくれます。

音楽業界にもやってきた黒船 Apple MUSIC

・運営会社:Apple Inc.

・月額料金:980円

・曲数:5000万曲

業界1位のSpotifyを追従するのがApple MUSIC。やはりこの業界にも進出してきました。iPhoneの台頭とともに各種サービスの充実にも力を入れるAppleの狙い通り、Spotifyの利用者数を追い越す勢いです。サービスの特徴として「Beat1」があります。有名なアーティストやDJ・パーソナリティが厳選したラジオ機能です。Appleのブランド力を活かした、音楽好きにはたまらないハイクオリティなコンテンツといえます。PVを視聴できる機能も追加されたり、iPhone自体にApple MUSICが最初から入っていたりと、サービスの量・導入のしやすさが魅力です。特に洋楽の楽曲・コンテンツが充実しているため、普段から洋楽を聴く人には合っているといえますね。

GoogleがAppleを追撃 YouTube Music

・運営会社:Google Inc.

・月額料金:980円

・曲数:4000万曲以上

2018年に11月にリリースされたYouTube Music。一時期はYouTube内でもCMが配信されていたこともあり、認知している人も多いのではないでしょうか。GoogleがAppleに対抗すべくYouTubeの強みを生かした音楽サービスです。YouTubeらしくPVの再生もできるほか、無料プランでもランダム再生なしで楽曲を再生できます。他のサービスよりも無料プランの使い勝手で言うと一枚上です。また、プラス200円を払ってYouTube Premiumにすることで、YouTube自体をプレミアム会員として利用することができます。

・YouTube広告なし

・動画のオフライン(ダウンロード)再生

・バックグラウンド再生

・YouTubeオリジナルの番組・映画作品が視聴可能

YouTubeを日頃から利用している人にとっては、YouTubeの価値がグンと上がるプレミアム会員の特別機能。YouTube好きな人にはオススメの音楽サービスです。

コアなアングラ音楽層は要チェック。audiomack

・運営会社:Audiomack

・月額料金:なし

・曲数:不明 (ユーザーのアップロードが可能)

ここまで紹介してきた音楽ストリーミングサービスとは、少し毛色の違うサービスです。

無料で音楽のストリーミング視聴、配信ができるサービスで、特にヒップホップ・エレクトロ系のアーティスト・ファンの間で広がりを見せています。利用するメリットとしては、ヒップホップ・エレクトロ系の音楽にアンテナを張っている良質な音楽ファンが集まっており、アーティストの音源の視聴・ダウンロードも行える点です。アーティスト向けのプラットフォームも整備されており、SoundCloudを経由して、楽曲のアップロードも可能なため、時間コストをそれほどかけずに自身の音楽活動を配信できる点が魅力です。まだサービスの質としては、業者や二次配布を行うユーザーも多く整備が整っているとは言えませんが、Sound CloudやMixcloudのようにユーザーの利便性から、音楽シーンでの必須プラットフォームへと進化する可能性もあります。今後の変貌に注目すべきサービスの一つですね。

進化を続ける音楽業界。

いかがでしたでしょうか。私たちの生活にスマホが根付き、付随するサービスも内容・質ともに向上してきました。資本を持った大手がサービスを展開するなかで、独自性をもったサービスが今後も発展していくと、ユーザーとしては嬉しいですよね。自分の音楽スタイルに合った音楽アプリで、生活を彩る音楽を楽しみましょう。

Writer / NACCHAN