2019年4月13日 MY HOOD ~peace and uinty~ @南青山 IKI-BA
2019.04.21

様々なストリートカルチャーがミックスされ、作り出されるパーティー"MY HOOD"。舞台となったのは、南青山Commune2nd内の『IKIBA』フリーのDayイベントで春先のチルをコンセプトに開催された今回のパーティーは、前回よりも暖かくカルチャーミックスを成し遂げたのではないだろうか。
IKI-BA
東京、南青山の一角から世界に向けて新たなムーブメントを起こしているユニークな空間commune。様々なお店が集ったオープンスペースの入口に位置するIKIBAからは、食欲をそそるナポリタンの香りと上質な音楽が漂い、そこにはホームパーティのようなアットホームでChillingな空間が広がっていた。
Outside~&Popup&Food
IKI-BAの外ではMYHOODのPopupを開催。BBOYによるグラフィティとMYHOODの思いを描いたデザインが飾られた。今自分が住んでいる街"HOOD"を楽しんで欲しい。自分のHOODで楽しんでる時の空気感をイメージされ作られたデザインは、MYHOODの意味を視覚的に感じられる。また店内ではMESSCRIB TOKYOもPopupを行い、来場者の興味を引いていた。
Popupと併設してFoodには、KITCHEN MORIGOによるケータリング"目で食べろ"。途切れることのないオーダーに1人で応え続け、ビジュアルごと楽しめるナポリタンは会場のお腹を満たした。日が暮れるころには56食全て完売となった。
Inide~Photo~
会場の中に入るとまず目に入ってきたのが、スケーター"KOZAKANA"によるPhotoExbition。KOZAKANA本人から滲みでた淡く味のある写真の数々は、賑やかな空間にそっと添えられた花のように終始存在感を示し続けていた。
Cherrs
このイベントで一番よく目にしたのは、お酒を片手に会話に華を咲かせる人々。久々の再開を祝う乾杯や、仲間内の乾杯、そして新しい出会いの乾杯がよく見かけられ、春にはふさわしい清々しい光景が広がっていた。
Party
日が暮れてくるにつれ、アットホームな空間から夜のパーティーへと色代わり。DJがしかけていくディスコグルーブが会場の人々に伝播していき、自然と体がブース前へと寄せ付けられた。そのタイミングで現れたシャンパンボトルやテキーラショットの嵐は、19時前にも関わらず、多くのパーティーピーポーの意識を飛ばした。
HOOD
パーティーも終わりが近づいてくるが、昼からの余韻に浸るものや、会話が途切れない者、まだ飲み足りていない者、動けない者、、まるでクラブ終わりのハッピーモーニングのように、人々の満足げな表情が終盤で散見された。しかしそこにはクラブで見られる軽やかなコミュニケーションではなく、しっかりとした繋がりを感じた。楽しい事を好きな人々が同じ空間に集い、そこで新たな出会いや繋がりが生まれ、1つのコミュニティを形成していく。今回、MY HOODというイベントのコンセプトや主催者側の想いは、こういったアットホームでゆったりした空気間から垣間見ることができた。次回のMY HOODではどのような楽しみ方を仕掛けてくるのだろうか。
Photo by Morita Hikaru

Writer / MY HOOD
MusicTripMedia