A$AP ROCKYが苦しい生活から見出した独自の考え方とは?
2018.11.02

厳しい幼少期を過ごしたA$AP Rockey(エイサップ・ロッキー)
A$AP ROCKEYはニューヨーク、ハーレムの出身。2006年に設立されたA$AP Mobの一員でここからA$APのニックネームを付けています。Mobは音楽やファッションに対して同じような嗜好を持ったラッパー、プロデューサー、MVディレクター、ファッションデザイナーの集まりです。ROCKEYは若かりし頃、実兄を殺害され、そのシリアスなラップスタンスで世に影響を与えました。15歳の時にはブロンクスでドラッグを売っていた経験もあり、波瀾万丈な生活を送ります。直近、彼がリリースした「Praise The Lord」にも上記のような経験が影響しています。
リリックから伝わる彼の世界観
”I came, I saw, I came, I saw. I praise the Lord, then break the law”
というフレーズが曲中に何度か出てきますが
”たまにはルールに乗っ取った考え方をすべきでないし、ルールに厳格である必要はない。より良い人間になる為の選択をすれば良いだけだ。死んだ後はどこに行くかわからないが神が決めた道ならどこへでも行くよ”
と語っています。彼はクリスチャンの一家で育ち、神と関係性があったと言います。ゲットーな生活で見てきた現実から”I praise the Lord, then break the law(神に祈り、法を破る)”という考え方は彼の中で大事なのかも知れません。

Writer / hook
I love hip-hop and surrouded musics