【レーベルとはそもそも何?】その意味からレコード会社との役割の違いまでを解説
2018.11.05

“レーベル”や“レコード会社”という単語。なんとなく聞いたことはあるけど、説明してと言われたら答えられない人も多いのではないでしょうか?今回は、この2つの違いとそもそもレーベルとは何かを紹介します!
レーベルって一体なんのこと?
レーベルって一体何なのでしょうか?
本来レーベルとは、レコードの盤面中央に貼られた、曲名・音楽家・レコード会社名などが記載されたラベルのことです。
それが転じて、現在ではレコード会社の中にある一部門のことを表す言葉になりました。
つまり、レコード会社の中には複数のレーベルが存在するということになります。
ではその“レコード会社”と“レーベル”一体何が違うのでしょうか?
まず、“レーベル”とは、アーティストと契約してCDの企画や製作を行います。
そして“レーベル”が製作したCDなどの作品を“レコード会社”が宣伝したり流通を担当します。
簡潔に言うと、レーベルは製作、レコード会社は販売を担当しています。
なぜレーベルにわけるのか?
先ほど言ったように、レーベルはアーティストと契約します。
アーティストと言っても、ロックを演奏する人、ジャズを演奏する人と様々です。
なのでレーベル側はたくさんのアーティストの中から
「このアーティストと契約し、自分たちのレーベルからCDをだせば売れる!」
と思うアーティストを選んで契約するのです。
となると、ひとつのレーベルに集まるアーティストは自然と似てきますよね?
そうすると、レーベルごとに
“10代から20代をターゲットにしたレーベル”
“ロック系のアーティストに特化したレーベル”
などそれぞれのレーベルの色が出てきます。
なので、クラシックに特化したレーベルにいきなりメタルバンドが入る、ということはめったにないのです。
要するに“レーベル”とはレコード会社がジャンルやターゲットを絞り、
それらに特化した部門ということになります。
音楽やアーティストを所属しているレーベルから探してみるのも楽しそうですね!
また、中にはアーティストが自分で個人運営する“プライベートレーベル”というものもあります。
まとめ
さて、今回は“レーベル”について説明しました。普段意識することの少ないレーベルですが、今後はレーベルにも意識を向け、音楽の幅を広げてみてはいかがでしょうか?大好きなアーティストが所属するレーベルに目を向ければ、そこに集まるアーティストの中から新たなお気に入りが見つかるかも・・・?皆さんがお気に入りのレーベルに出会えるように祈っています!
