こんなに多いって知ってた?ジャズ音楽を5つに分けてご紹介。ジャズにも様々なジャンルが!
2018.11.08

一口にジャズと言ってももいろんな種類があります。今回は時系列と共に、ジャズの種類と、大まかな特徴を紹介していきます。いつもよくジャズを聴いている人も、普段は全く違ったジャンルの音楽を聴いている人も。簡単にジャズの種類を見ていきましょう。
ディキシーランド・ジャズ
1930年よりも前から、ニューオリンズで始まったのが、ジャズの最初と考えられ、「オリジナルディキシーランド・ジャズバンド」が最初と言われています。
スイング・ジャズ
1930年代から始まり、ビッグバンドでブラスを多用する一般的なジャズをイメージさせる「スイング・ジャズ」。当時のダンスミュージックとして使われ、映画「ラ・ラ・ランド」や「シカゴ」の中のジャズも主にこの「スイング・ジャズ」に当たります。
ビ・バップ
スイング・ジャズの緻密なアレンジや構成とは別の方向への発展として始まり、一気に小編成となり1940年代からスタート。テンションと転調を多用する。次第にコードの制限のなかでどれだけのことができるかという方向性に変わり調性も希薄になっていきました。
モード・ジャズ
1960年代からは、コード進行を使わずモード(旋法)をつかって演奏するためメロディーの自由度が高い音楽となる「モード・ジャズ」。コード進行を使わないのでバッキングによる強い進行感はなく、現代の一般的なポップスの音楽的な響き方とは違った曲調が特徴です。
フリー・ジャズ
同じく1960年代から、モード・ジャズとは違う別の方向へ進んだ「フリー・ジャズ」。理論を否定して即興するというコンセプトからスタートしました。代表的アーティストとして、オーネット・コールマンやファラオ・サンダースが挙げられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?何気なく、聞いているジャズミュージックもそれぞれの種類がある事がわかりました。参考でYoutubeのリンクも紹介しましたが、構成であったり曲調も様々でしたね。皆さんもぜひお気に入りの曲を探してみてください。
