2018年11月26日 Oddisee 来日初公演 @代官山UNIT

2018.11.27

"代官山 UNIT"

代官山 Unit

11月26日、代官山UNITにてワシントンD.C.レペゼンのOddiseeが初来日公演を行った。

DJが流す曲は


ソウルやファンクなどを中心に、時たまJ Dilaの弟であるIllaJ


が流れたりと、DJタイムからもOddiseeのライブだと伝わってくる。

音楽と会場の融合 "Olivier St Louis(オリヴィア・セント・ルイス)"

まず登場したのが彼。Oddisee率いるGood CompnyのバンドメンバーであるOlivier St Louis、会場に登場すると、まずはDJにシャウトを送る。そこからギターのチューニングを行い、会場を温める準備に入った。

ジャジーな曲やファンクな曲も乗りこなしていたOlivier St Louisだが、時たま会場を巻き込みながらライブをする光景はコミカルで、ライブではなくパーティーのようであった。

ジャズラップという音楽スタイル "Oddisee(オディッシー)"

会場も程よく温まり、いよいよOddiseeの出番である。Olivier St Louisが「It's my time」と締めくくり、DJも登場する。

先ほど、バンドが生んでいたライブの感触とはガラッと雰囲気が変わり、ディープな世界になっていく。

それを演出していたグループがGood Compnyと呼ばれるOddisee率いるバンドメンバーのイントロだ。

クールに登場し、持ち前の切れ味鋭いラップで観客を圧倒するOddisee。

パンクバンドのように飛び跳ねながらリズムを取り、観客と徐々に一体化していく彼はいとも簡単にライブを自分のものにしていった。

途中にはライブメンバーがビートボックスで参加し、トラップミュージックも披露。彼ら全員がいる事で、ジャンルに囚われないライブを演出する。


会場は熱気に包まれながら、最後の曲は自身のラップで締め括った。

Oddiseeがファンクやソウルから学びを得て、ヒップホップという音楽に入り込んだ背景がこのライブにはあったように感じる。

影響を受けたのはJungle BrothersやA Tribe Called Questと語るので、彼らも聴いてみてはいかがだろうか。

Writer / MY HOOD

MusicTripMedia