秋と音楽の共通点=爽快感?この時期にオススメのおしゃれなジャズ音楽!”Third Wind”

2018.11.29

秋の夜長にみなさんこんばんは!今夜も素敵な音楽を聴いていますか?今回紹介するのは秋のすこし肌寒い夜でも、思わず駆け出したくなるような爽快な1曲。”Third Wind”です。フュージョンというジャンルで有名なこの曲。少し掘り下げて見てみましょう。

そもそもジャズ音楽の派生ジャンル:フュージョンって何?

フュージョンは1960年代の後半から現れた音楽のジャンルです。初期のことは「クロスオーバー」というジャンルで呼ばれていました。これまでのジャズを基本として、ロックやラテン音楽、黒人音楽であるR&B電子音楽などの音楽ジャンルを融合させた音楽です。当時のジャズプレイヤー達からは「あまりにも大衆向けで、商業的」と批判の対象になったこともありましたが、聴きやすさと爽快な曲展開で多くのリスナーに親しまれているのも事実です。現代ではさらにポップな要素を追加した「スムースジャズ」というジャンルに派生しています。

ブラジル音楽の影響も!?フュージョンの名曲 ”Third Wind”

フュージョンの中でも有名な1曲がこちら。Pat Metheny Groupの"Third Wind"です。 アルバム全編を通してブラジル音楽の影響を受けていると言われており、爽やかな印象な中にバンドの技術力の高さを感じさせる1曲です。Patrick Metheny Group(パットメセニーグループ)は、アメリカ人ジャズギタリストのPat Methenyが率いるジャズ・フュージョンバンドです。

(出展:Wikipedia

リーダーであるPat Methenyはフュージョンだけでなく、カントリーやフリージャズ、クラシックなジャズまで演奏し、多彩な表現手段の持ち主です。制作する楽曲にも如実にその多才さが表れていました。

グラミー賞を複数部門で受賞するという人気ぶり

Third Windを収録している1987年7月にリリースされたアルバム”Still Life (Talking)”をはじめ、3枚のアルバムでグラミー賞のBest Jazz Fusion Performanceを受賞しています。さらに1999年には、Best Rock Instrumental PerformanceとBest Contemporary Jazz Albumの2部門でグラミー賞を受賞するなど、多岐にわたるジャンルで人気を得ていました。


ライブの様子でもわかる通り、ギターの技術が非常に高いですね。ソロの部分では観客がどよめくほど細かい音を弾きこなしています。

いかがでしたか?

核となるクラシックジャズはもちろん、当時先進的だったフュージョンやポップの要素も積極的に取り入れたPat Metheny。技術に裏付けされた自由な表現が人気の理由となりました。Third Wind だけでなく、同アルバムのLast Train Homeも人気です。秋の心地よい季節に疾走感のある音楽を楽しんでみてはいかがですか?

Writer / NACCHAN