The Notorious B.I.G.の死後初めてリリースされたアルバム『Born Again』

2018.12.07

死して尚、数々のアーティストとコラボし続けるラッパー


The Notorious B.I.G.は先日紹介しましたが、1999年の今日12月07日に彼の死後初のアルバム『Born Again』がリリースされました。B.I.G.の死を改めて感じさせるアルバムでしたが、彼の権威を保ち、様々なアーティストとコラボされているこちらの作品。その中でも1番の賞賛を受けているのが「Dead Wrong」です。この曲にはあのEminemも登場し、世代のMixを感じ取る事が出来る名曲として今でも語り継がれています。若かりし頃のEminemはB.I.G.のファーストアルバム『Ready to Die』に大きな影響を受けており、彼が主演する名画”8mile”のサウンドトラックでも『Ready to Die』の「Juicy」が使われています。死して尚も、様々なアーティストとコラボしているB.I.Gですが、「Dead Wrong」の1バース目では、”Relax and take notes.While I take tokes of the marijuana smoke”と強烈に放っており、このバースは、他のラッパーに対して”おまえ自身でラップするんじゃなく、俺のラップを聴き、ノートを取り、勉強しろ”と教授しています。かなりの自信を感じさせる彼らしいラップですが、彼の名曲は現在に渡っても尚、様々なアーティストによるサンプリングが行われています。彼がどれほどに重要なラッパーであったか、ひしひしと痛感させられますね、、貫禄のあるThe Notorious B.I.G.とハングリーで初々しいEminemのコラボ「Dead Wrong」を久々に聞いてみてはいかがでしょうか。R.I.P

Writer / hook

I love hip-hop and surrouded musics