”さんま御殿の曲”はあの有名ジャズピアニストが演奏してる音楽!?

2018.12.11

みなさんはよくテレビを見ますでしょうか?きっとこの記事を読んでいただいている方の中には、「踊る!さんま御殿」を見たことがある人もいると思います。さんま御殿の中にジャズ曲が使われているの知っていました?今回は意外なジャズソングについてご紹介します。

踊る!さんま御殿 みなさん知っていますよね。

踊る!さんま御殿と言えば、毎週火曜日20時から放送されている明石家さんまの冠番組。ゲストのトークや視聴者の投稿はもちろんのこと、さんまさんのゲストの扱いが軽快なことで人気の番組です。この番組の中にJAZZの曲が使われているのですが、みなさんはどの曲が思い当たりますか?

使用されているのはこの音楽だけど、どこがジャズ?


この曲のイントロ部分を聴くと分かりますね。「あぁ、視聴者投稿に入る時のアノ曲だ」と思い出す方も多いのではないでしょうか。ですが、いったいこの曲のどこかジャズなのでしょうか。

実はジャズピアニストの曲なんです。

この曲はHerbie Hancock(ハービーハンコック) というジャズピアニストによってリリースされた”RockIt”という曲です。あえてジャンルとして定義するならJAZZ FUNKか、エレクトロになります。

まさかジャズピアニストの曲とは思えないような曲ですよね。ロックにも聴こえたり、スクラッチの音もあるのでHIPHOPにも聴こえたり。ちなみに、しっかりとジャズをやっているHerbie Hancockがこちら。


ちゃんとジャズです。この曲も有名なので聴いたことがあると思います。当時、前衛的なジャズピアニストだったHerbie HancockはJAZZの新しい表現方法を探していました。1983年にアルバム”Future Shock”をリリースしたのですが、その中の"RockIt"が大ヒットとなりました。RockItには当時流行し始めていたHIPHOPのテクニック、"スクラッチ"も取り入れた革新的な表現方法が含まれていました。聴いたこともなかったような音、アレンジ、表現方法が話題となり、RockItはその年のグラミー賞にも輝きました。ちなみにそのグラミー賞の授賞式で演奏したRockItが、「初めてスクラッチという技術が世界へ配信された瞬間」とも言われています。ジャズプレイヤーがしかけたムーブメントは、くしくもジャズファンではなく当時新しい刺激を求めていた若者たちの間で流行したのでした。スクラッチを世界に広めたのはジャズピアニストだったのですね。


いかがでしたか?

知っている曲にも意外なバックグラウンドがあるものですね。ジャズはここ100年の間に急速に発展し、多様化していった音楽であり、様々な表現方法もJAZZから生まれました。みなさんの好きな曲も、JAZZの影響を受けているのかもしれませんね。

Writer / NACCHAN