感性の音楽家”vbnd”が送る淡く切ないジャジーな曲とは?

2018.12.13

本日紹介したいアーティストは、2018年の夏にストリーミング配信されたアルバム『Daughter Of The Sun』で自身の名を世に広めた”vbnd”という人物。まずはこちらのアルバムの最後に収録されている「Daughter of the Sun」という1曲を聞いて頂きたい。

極めてジャジーながらも、均一に保たれたクールさが終始垣間見れ、最高に気持ちの良い一曲に仕上がってはいなかっただろうか。そう、このアルバム『Daughter Of The Sun』は、時・場所、関係なく、人の気持ちの良いラインを満たしてくれるという最高の仕上がりのアルバムなのだ。

アーティスト:vbndとは??高い音楽性の根源を探る。


そこで、このvbndという人物についてだが、今のところ情報が少なく、楽曲制作以外は、あまり活動を行ってきていないように感じる。彼は、カナダのサスカチュワン州最大の都市Saskatoon出身で、そこを拠点に、主にBandcampやSoundCloudなどストリーミング配信で活動を行っているみたいだ。このSaskatoonという都市は7つの橋が川に架けられている大きな町で、”橋の町”、または”プレーリーのパリ”という愛称を持つ。彼の音楽、そして、それに付随するジャケット画像は、淡く、切なく、感情的なものが多い。その感性は”プレーリーのパリ”から影響を受けているように感じられる。

vbnd-「i wanna be down w you」

物思いを耽るのにおすすめメロウな音楽

音楽制作と朝食の時間が好きだと語っている彼だが、調べていくうちにvbndという人物は、とても自然体で暖かい人柄という事が分かり始めた。R&B、Funk、Lo-Fi、Instrumental Hiphop、Jazz、Pop、Chillhop、と様々なカテゴリー分けができそうな彼の楽曲は、彼自身、カテゴリーに囚われず、自身の感性から楽曲を作り上げているからなのであろう。2014年の終わりに制作されたこちらの「Sleep Late」は、彼だけが理解できる意味合いが込められているみたいだが、”リスナーの皆が、自分自身を投影するのに役立つような曲になると幸い”と付け加えられ、リリースされている。物思いにふけっている時間等にはピッタリの一曲だ。

vbnd-「Sleep Late」


色からも音楽に影響を受けるという感受性豊かなアーティスト

また、彼は”色”からも大きく影響を受けていた時期があり、”色”、”感情”からインスピレーションを得て制作されたという『Colors Complication』も是非この機会に聞いて頂きたい。

vbnd-『Colors Complication』


ここ最近注目を集めだしたカナダのvbnd。長らくBandcamp等でフリーダウンロードとして楽曲をあげてきた彼だが、2年前からは、"次のステージへ向かうためにお金が必用になった"と公言し、より本格的に音楽と向き合ってきたそうだ。そこで芽をだしたのが今回紹介した『Daughter Of The Sun』である。今後さらに"vbnd"という名を目にすることになるだろう彼、を是非一緒に追っていきたいものだ。

vbnd-『Daughter Of The Sun』



Writer / g.g

we are one. peace.