【エミネムの凄さ】2018年「Majesty」で新記録を打ち立てた "ラップ・ゴッド "

2018.12.18

2018年にリリースしたアルバム『Kamikaze』で復活劇を見せたRap Godこと"Eminem(エミネム)"。

エミネムの歌詞から探るもう一つの人格、スリムシェイディ?

常にシーンの最前線。正にラップ・ゴット

2013年にリリースしたシングル「Rap God」では「まるでラップの神になったような気分だ」というフレーズが繰り返され、終盤の早口ラップで話題を呼んだ。およそ16.3秒で157音節を発し、(1秒あたりでは9.6音節)2014年に「もっとも単語数の多いヒット・シングル」としてギネス世界記録に認定された。こちらがその伝説となった「Rap God」である。


自分で乗り越える早口ラップの記録

しかし、”ラップの神”は2018年に新たな金字塔を打ち立てる。アメリカの女性ラッパーNicki Minajが8月にリリースしたアルバム『Queen』から、つい先日シングルリリースされたシングル「Majesty」。Eminemはフューチャリングで参加し、そこで彼は自身のギネス記録を更新する早口ラップを披露。今回のエミネムのラップの部分は123音節からなり、長さは約12秒。つまるところ1秒に10.3音節となる。自身の記録を上回る記録を叩き出した、、こちらがその「Majesty」である。UKシンガーLabrishの気持ちのよいフックに、Nicki Minajiのセクシーさ、そして最新の"ラップの神"のスキルが合わさった最高傑作と言えよう。


余談:日本代表の早口ラッパーをご存じだろうか?

レペゼン岡山のレゲエ・ディージェイ"J-REXXX"が魅せる早口、、その名も「早口バカ」。速さで言うと、エミネム越えをしているのでないだろうか、、超人技としか言いようがない彼の早口もこの機会に是非。


Writer / Taneda

平成初頭生まれ会社員。 趣味のブレイクダンスをきっかけにブラックミュージックに没頭。 なんやかんやあってjazzに現在傾倒中。