ブルックリンで育ちながらドラッグとは無縁のラッパー。彼が音楽と出会ったきっかけは?

2018.12.29

Talib Kwelの相方であり、90年代後半のシーンを支えたラッパー

2006年の今日、12月29日はMos Def(モズ・デフ)のアルバム『True Magic』がリリースされた日です。彼はニューヨーク、ブルックリン出身のラッパーで、親友にはA Tribe Called QuestQ-TipやMuhammadがいます。音楽をやる前は芝居に熱中していて、ロサンゼルスに映画の撮影にも行っていました。コカインが蔓延する1990年代のニューヨークで、ギャングの暴力や、社会の貧困 を見てきた彼は、芝居に集中する事で、そういったものと離れていたと言います。

彼が芝居をしていたのはBroadwayよりも規模が小さいステージで、この境遇はNicki Minajと同じです。Mos Defが音楽に関わり始めるのは弟と妹とグループを結成した1994年です。しかしこのグループは2004年にアルバムを1枚出すのみで、彼はソロ活動をメインに行うことになります。ソロ活動を始めた当時はDe La Soulと仕事をしていて、Talib KwelとBlack Starというグループを結成したのが契約のキッカケです。ファーストアルバムは1998年にリリースされ、収録曲の「Definition」はビルボードチャートにも登場。この曲は、The Notourious B.I.G.2pacという当時のリーダー的存在を失っていたシーンの穴埋めをするというコンセプトで作られました。


ジャズヒップホップの代表格として

グループとしての活動を続けながらもソロで活動をし、カニエ・ウエストやボブ・マーリーの息子であるStephen Marleyとも仕事をしてきました。彼が製作する楽曲はJazzyなものが多く、親友であるA Tribe Called Questや初期に仕事をしていたDe La Soulに影響を受けているかもしれませんね。今日は『True Magic』から「Undeniable」を紹介。この曲中にもBiggieというリリックが出てくるので、同じブルックリン出身のラッパーとしてリスペクトしているのだと思います。普段聴いているヒップホップとは少し毛色が違うと思うので、是非聴いてみてください。


Writer / hook

I love hip-hop and surrouded musics