2019年2月26・27日、”The Internet”、3度目の来日公演。

2019.01.29

LAを拠点とする女性シンガーSyd The Kid(シド・ザ・キッド)のセンシュアルな歌声と敏腕プレイヤーたちが作り上げるメロウなグルーヴ。世界中のハイセンス・リスナーを魅了しているブラック・バンド”The Internet(ジ・インターネット)”。3rdアルバム『Ego Death』(2015)は第58回グラミー賞〔最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞〕にノミネートされ、その年の〔NO1ソウル・R&Bアルバム〕と謳われるほどの称賛を獲得。今や世界中が注目する超実力派バンドとして現在の音楽シーンを牽引している存在である。

The Internetの3度目となる来日公演まで遂に一か月。


ここ日本でも熱狂的人気を誇る彼らは、前回の来日公演で、大阪・東京共にソールド・アウトを記録し、 昨年、実に3年ぶりとなる4作目『HIVE MIND』(2018)をリリースして以来、今回初めての来日公演となる。世界中でのツアーやソロでの活躍でさらなる成長を遂げた超実力派若手バンドのパフォーマンスは必見である。


The Internetというグループ名の由来とは?

カリフォルニア、ロスアンゼルスを拠点に、ボーカルのSyd The Kid、キーボードのMatt Martiansの2人によって2011年に結成されたThe Internet。彼ら2人は、同郷のTyler the Creator、Hodgy、 Left Brain、Casey Veggies、The Super 3、Jasper Dolphinによって結成された”Odd Future Wolf Gang Kill Them All” という、ロスアンゼルスを代表するHiphop集団に所属している。また、”The Internet”という印象的なネーミングは、Left Brianが記者に対し、”僕はインターネット出身だ”と皮肉ったフレーズにSydが感銘を受け、そこから全てが始まったという。


NPR Musicから世界へ。The Internetが有名人気アーティストに到るまでの軌跡。

彼らの名前が日本を始め、世界的に広まりだしたきっかけといえば、NPR MusicのTiny Desk Concertではないだろうか。小さな事務所のオフィスデスクの横でひっそりと開催されているコンサートTiny Desk Concertは、今でこそ世界的に認知度が高くなってきているが、当初はコアな層のユーザーがチェックしていたチャンネルであったように思う。割と初期に登場していたThe Internetは、 Sydの色めいたフェミニンなヴォーカルと、相反するマスキュリンな歌詞が生み出す世界観で11分間のステージを魅了し、彼らの名前は瞬く間に伝播した。そして同時に、そのステージは、若手がチャンスを掴む場であるという事を世の若手アーティストに知らしめたのだ。

アカデミー賞も獲得したThe Internetの傑作アルバム

彼らの最高傑作と言えば、アカデミー賞も獲得した3rdアルバム『Ego Death』。中でもこちらの「Get Away」、「Girl」は、音楽・映像共に、当初はまだ気付き難かった彼らの”色”が滲み出しており、そのミステリアスの中に黒さと淡さが混在しているという状況を人々は斬新にとらえたのだ。


彼らの音楽スタイルをシーンに根付かせた後、約3年もの間、新アルバムの発表がなかった彼ら。しかし、その期間は、現在の彼らにとってとても重要であった。メンバーそれぞれが持つ音楽スタイルを突き詰める事に専念していた時期でもあり、さらなる成長を個々で実感できていると、メンバーは口を揃えている。


また、現在21歳のコンプトン出身のギタリスト、Steve Lacyの加入も、大きな話題を呼んだ。彼は若干18歳にして、その卓越した音楽性で、あのKendrick Lamarのアルバム『DAMN.』をプロデュースしているのは驚きだ。


メンバーそれぞれがソロアルバムも発表し、満を持して3年ぶりに発表した彼らの第四章ともなる『HIVE MIND』を携えての今回の来日公演。よりビッグになった彼らのパフォーマンスはまた、私たちの想像をはるかに超えてくるに違いないだろう。


来日公演スケジュール

東京公演
日程:2019年2月26日
時間:OPEN 18:30 START 19:30
場所:新木場STUDIO COAST
東京都江東区新木場2-2-10
料金:¥6,300(ドリンク代別)

大阪公演
日程:2019年2月27日
時間:OPEN 18:30 START 19:30
場所:Osaka BIG CAT
大阪市中央区西心斎橋1-6-14 BIGSTEP4F
料金:¥6,300(ドリンク代別)

Writer / g.g

we are one. peace.