Masego、新アルバムリリース後初となる来日公演!@代官山 UNIT

2019.02.17

LAを拠点とし、ラッパー/シンガーに加え、プロデューサー/ジャズ・サックス演奏者の顔を持ち合わせるジャマイカ、キングストン出身の若きアーティストMasego(マセーゴ)〔本名:Micah Davis〕。2011年に音楽活動を本格的に開始した彼は、自身のサックス・リミックスをSoundCloud上にUPし、デビューEPとなる『The Pink Polo EP』で一気に注目を集めるも、続くEP『Loose Thoughts』では、あのDJ Jazzy Jefが絶賛した事により大きな話題を呼んだ。”トラップ・ハウス・ジャズ”と自身が呼ぶ、ジャンルの垣根を超えて極めてクールに魅せる彼の音楽は、シーンに新たな可能性を切り開き、YoutubeでのA Colors Showの回覧数は2,500万ビュー数、フランスのプロデューサーFKJとのスタジオセッション・フィルム「Tadow」は現時点で1億ビュー数をも記録。世界中から注目を集める今最もHotな才能溢れる若きアーティストだ。


そんな彼だが、今月の2019年2月27日(水)、待望のデビューアルバム『Lady Lady』リリース以来初となる来日公演が東京・代官山UNITにて開催される。BillboardLive Tokyo、Billboard Live Osaka、Soulectionによるパーティ“Trap Soul”、GoldLink などでこれまでに幾度か来日公演を果たし、ここ日本においても絶大な人気を誇るMasego。今回は新アルバムのタイトルのようなセンシュアルなパフォーマンスで会場をジャックしていくのであろうか。


"音楽、ジャズ、サックスに魅せられたMASEGOの生い立ち"


幼少期の多くを教会で過ごしたと語る彼は、教会で目をゆっくり瞑り自身の世界観に入り演奏するドラマーを見て、音楽への興味と自己表現の意欲が湧き出し、8歳にしてドラムを開始。その後、音楽の魅了に憑りつかれていった彼は、異性に対しての意識も芽生え始める12、13歳の頃、現在の彼の相棒とも言えるサックスと出会う。サックス特融のセンシャスでエレガンス漂う音色は、当時のMasego少年にとっては、女性を口説く大人のアイテムと閃き、”If I play the sax then she'll marry me.”(もし僕がサックスを演奏すれば、彼女は結婚してくれるだろう。)と、男ならではのモチベーションの上げ方でサックスの練習に明け暮れたと言う。そしてラップやゴスペル、様々な楽器を通じ、表現の幅を増やしていった彼は、音楽の道を歩みだした。


様々なインタビューを拝見し1つ分かった事は、彼が語る音楽の話には、どれも女性を意識した表現が含まれている事であり、彼という人物を読み解くには”女性”という言葉が1つのキーワードの様に感じた。そして彼がデビュー作のタイトルにも選んだ『Lady Lady』というアルバムには、これまでの彼の全てが詰まっている気がしてならなかった。

"「Tadow」:MASEGOとFKJの収録秘話、、"


彼を一躍有名にさせたのは明らかにレコーディング映像をMVにしたフランスのFKJとのセッション・フィルム「Tadow」と言えるだろう。各々が様々な演奏を行い、阿吽の呼吸で綺麗に1曲にまとめあげている同作だが、実は、彼らが出会う5分前にMasegoが書きあげ、即興で作り上げたものであったという事をご存知であったろうか。MVの最後のポージングからも、まさに周りに有無を言わせない"唯一"を体現するアーティストだ。そんな彼の音楽人生の転機となったのは大学生の頃。世界で最も売れたアーティストの1人でもあるイギリスのシンガーソングライターEd Sheeran(エド・シーラン)がスクラッチからビートメイクを楽しむ姿を見て、音楽の自由さと即興が生む感動に深く感銘を受けたと言う。それを機に彼の音楽への姿勢は変わり、現在の即興奇抜なMasegoスタイルは誕生した。ちなみに、MasegoとFKJの2人は「Tadow」の収録後、レッドブル・スタジオで生まれた熱く渦巻くグルーヴによってさらに10曲をも作り上げたたという。


"MASEGOから感じられる独特のバイブス、、"

新アルバム『Lady Lady』では、これまでに彼が出会ってきた女性たちや、インスピレーションを受けた女性たちを歌ったものになっていると、Vogueのインタビューで語っている。彼の音楽へのバイブスを読み解くキーワードとなる”女性”だが、彼自身これまでの人生で影響を受けた人は男性よりも主に女性の方が圧倒的に多いと言う。


女性には男性には無い特有のエナジーを保持しており、その力は彼に想像性の豊かさを与え、自身でも気付きにくい可能性を見出してくれると言う。彼がこれまでに最も影響を受けた人物は彼の母親だと深く語っている。女性が与えてくれるディズニー映画のようなユニークな世界観は、今後も彼が音楽をしていく上で必要不可欠な要素であり、今の彼があるのは、間違いなくこれまでに関わってきた多くの女性のおかげであり、(ディズニーとヒップホップの融合。20分のステージで世界に名を広めた"Tank and the Bangas"とは?)今回のアルバムはそういった意味合いからも、『Lady Lady』という彼のデビュー作にふさわしいものになっている事が分かる。


いよいよ今月末に迫った彼のデビューアルバムリリース後初となる日本公演。当日のステージではいかなるパフォーマンスで私たちを熱狂の渦に導いてくれるのだろうか。

◎公演情報
【マセーゴ/MASEGO】
2019年2月27日(水)
東京・代官山 UNIT
OPEN 18:30 / START 19:30
チケット:6,500円

Writer / g.g

we are one. peace.