音楽好きは知っておいて欲しい!3月9日は”レコード針の日”

2019.03.09

音楽、特にHIPHOPJAZZが好きな人なら、是非とも知っておいてほしい記念日。それが3月9日の「レコード針の日」。今回はレコード針の日について勉強し、音楽仲間に自慢できるようにしましょう。

エジソンは音楽好き?3月9日がレコード針の日な理由

そもそもなぜ3月9日がレコードの日と言われているのでしょうか。実は、3月9日が「レコード針の日」とされている理由は、詳しく分かっていません。始めてレコード針が発明された日や販売された日、というわけではありませんが、世間一般では「3月9日=レコード針の日」として、各地でレコードに関連するイベントが毎年開催されています。ちなみに日本オーディオ協会では、「エジソンが初めて蓄音機による録音と再生を成功させた」として12月6日を「音の日」と定めています。ご存知の方も多いかと思いますが、蓄音機・レコードの普及にはあの発明王、エジソンが関係していました。というのも、レコードをはじめとする蓄音機の原型はエジソンが発明したと言われています。1877年に音楽を生ではなく、「録音再生」できる機械として初めて登場したのが、エジソンが発明した蓄音機でした。耳が不自由だったエジソンがメモ代わりに記録用として蓄音機を発明したのが、はじまりと言われています。

そもそもレコード針ってどんな仕組み?


今や世界中の音楽好きに愛されるレコード。CDやmp3データではなく、レコードの「生音」が良いという人も非常に多いですよね。今やデータファイル化された音楽に慣れ親しんでいる若者にとっては、アナログレコードは新鮮に映るかもしれません。このアナログレコードはどのような仕組みで音再生しているのでしょうか。

レコード


アナログレコードを間近で見たことがある人は知っているかもしれませんが、レコードの表面には細い溝が渦巻きのように刻まれています。これが録音されている音の振動を溝にしたものです。録音された音がそのまま溝になって刻まれているのですね。よく見るとわずかに溝が変化している様子も見て取れます。音を再生するにはこの溝の振動を読み取ることで、録音された音を再現することができます。

蓄音機が発明された当時は現在のようなレコードではなく、円柱の蝋管に音を深さで刻む「蝋管式蓄音機」が主流でした。音を再生するために、音の溝を針でなぞり、そのままその振動を振動版へ伝える仕組みになっていました。この「記録媒体に刻まれた溝を針がなぞることで、振動を再現して音を再現する」という基本的な仕組みは、時代が変わり、レコードが主流になるまで基本的な仕組みとして定着しました。エジソンが蓄音機の原型を発明した当時は、記録・再生のために使う針は鉄製だったのですが、2~3回の使用にしか耐えられなかったそうです。

世界中の音楽ファンが虜。音のナガオカ

nagaoka

株式会社ナガオカ WEBサイト

エジソンの発明から147年、mp3などのオーディオデータで音楽がやり取りされる時代ですが、いまだにアナログ音源のニーズは根強くあります。世界にアナログ音源の良さを伝える日本のメーカーがあることをご存知ですか?現在でもレコード針やカートリッジなどの関連商品の製造・販売を行っている株式会社ナガオカです。元々は時計などの精密部品を制作する製作所だったのですが、ダイヤモンド加工技術のノウハウを転用し、レコード針の開発にも成功しました。今では世界中のアナログ音楽ファンから、「音質ならナガオカ」と言わせるほどの根強い支持を得ています。

アナログレコードに想いを馳せて

今やスマホアプリを使えば、タップひとつで世界中の新旧の音楽にアクセスできる時代です。レコードやCDが主流だった世代の人にとっては、便利ですが少し寂しいような感覚もあるかと思います。簡単に音楽にアクセスできる時代だからこそ、手間のかかるアナログレコードの魅力も再認識できるのではないでしょうか。音楽を消費する行動から、音楽を愛する時間へ、レコードの日にアナログ音源に想いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。

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Writer / NACCHAN